作・演出:エレナ・ファノラキス 原作:宮沢賢治「よだかの星」
「美しき」舞台を壊そう 本当の幸せのために
踊り子であるヨダカは、その美しさからサーカスで一番の人気者。 だが、美麗な姿以外は求められず、声を出すことさえ許されなかった。
自身の言葉を胸の内にしまいこみ孤独な日々を過ごしていたヨダカの前に、才能を利用され何も作れなくなった芸術家サソリが現れる。
サソリに出会ったヨダカは、閉じ込められた"美しさ"から逃れたいと思うようになるが……
―「美しき」舞台を壊そう 本当の幸せのために
宮沢賢治の『よだかの星』を元に描く、美しさに捉われ、居場所に縛り付けられた者達による解放の物語。
Cast
市原麻帆
稲吉あかり
大塚遊馬
San.
(東京舞座)
宮崎柊太
Schedule/Ticket
一般=2800円
U24=2300円
高校生以下=500円
全席自由・税込
※受付開始・開場時間は開演の30分前。
※未就学児童のご入場はご遠慮願います。
※U24は年齢が確認できる身分証明書を、高校生以下は学生証をご提示ください。
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Aftertalk
12月26日(土)19:30の回
詩森ろば 様
宮城県仙台市生まれ。1993年、劇団風琴工房旗揚げ。
以後ほとんどの脚本とすべての演出を担当。
2018年よりserial numberとして活動している。
全国どこへでも飛び回る綿密な取材で、多彩な題材を他にない視点で立ち上げる。
外部作品提供も多数。
2016年『残花』『insider』により紀伊國屋演劇賞個人賞、
2020年 映画『新聞記者』により日本アカデミー賞優秀脚本賞、
2021年『All My Sons』(作 アーサー・ミラー)『コタン虐殺』により
読売演劇大賞優秀演出家賞、ほか受賞多数。
12月27日(金)14:00の回
下司尚実 様
振付家・演出家・ダンサー。
自由形ユニット”泥棒対策ライト”主宰。
ダンス、芝居、人形劇など様々な手法で日常の機微を描く作風が評判を呼び、MITAKA”Next”Selection、シアタートラム・ネクストジェネレーションに選出される。
物語に寄り添った身体表現が評価され、近年では前川知大、小沢道成の作品など、多くの公演で振付、ステージング参加している。
一方でMISIAのライブ出演、戯曲の執筆、ミュージカルの演出をするなど活動は多岐にわたる。
東京パラリンピック閉会式ではAFTER THE GAMESパートを担当。
12月28日(日)18:00の回
高羽彩 様
2003年早稲田大学の演劇サークル「てあとろ50'」に入団、
2004年に個人演劇ユニット『タカハ劇団』を旗揚げ、
上演作品全ての脚本・演出を手掛ける。
脚本の持つ緻密な物語性と生々しくチープでありながら何処か叙情的な言語感覚が旗揚げ当初から高い評価を得ていた。
2017年には初のオリジナル脚本のテレビドラマがNHKで、
アニメ「魔法使いの嫁」(全話脚本担当)も放送開始となる。
随所にコメディー的な要素を散りばめながらも、どこか冷徹とも言える終着点へと向かっていく骨太かつリリカルな世界観に期待が高まる。
2021年1月から放送のNHK夜ドラ「ここは今から倫理です。」全8話の脚本を手掛ける。(2021年度ギャラクシー賞月間賞受賞)
2022年7月号より集英社月刊文芸誌「すばる」連載エッセイ「ちょっと待ってください」連載開始
Theater
Staff
作・演出
エレナ・ファノラキス
(娑婆駄馬)
舞台監督
粂川鴻太・奥泉
衣裳
池田衣穂
宣伝美術
OSMM
振付
上松萌子
(Baobab)
舞台美術
岡田新
演出助手
平栗史麻
制作
及川晴日
(娑婆駄馬)
照明
加藤奈緒
照明オペレーター
篠崎大樹
スーパーバイザー
黒澤たける
音響
藪田顕都
(はちみつ)
企画・製作・主催
娑婆駄馬
助成 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]